遺言相続よくある質問

 

  1. 突然父が亡くなりました。まずは何をすればよいですか?

    突然,親族がなくなったら何をどうすればよいか分からない,という方が多いと思います。参考までに手続を列挙します。
    1.各種死亡届(地方公共団体,健康保険,年金等公的機関)
    2.葬儀の手配(檀家のお寺への連絡,葬儀業者の選択,手配)
    3.遺言の捜索(場合によっては日本公証人連合会への問い合わせ)
    4.相続財産の把握と遺産分割協議(相続放棄,限定承認の場合は3か月以内)
    5.遺産の分配・名義変更等
    6.相続税の申告(ただし,10か月以内)

     

  2. 遺言があったのですが,どうすればよいですか?

    遺言が公正証書遺言の場合と自筆証書遺言の場合で異なります。
    遺言が公正証書遺言の場合には,内容を見ていただいて結構です。他の相続人にも連絡し,遺言のコピーをお渡しになっても結構です。
    特に問題なければ,遺言の内容に従って遺産分割を行います。何かしらの問題があれば,相続人間で話し合いを持つことになります。

    遺言が自筆証書遺言の場合で封がなされているときは,絶対に開けてはいけません。開けてしまうと遺言が無効になるわけではありませんが,過料が課されることがありますし,何よりも後々トラブルになる可能性があります。
    自筆証書遺言に封がなされている場合は,家庭裁判所で検認という手続をしてください。

     

  3. 相続人を調べたいのですが,どうすればよいですか?

    相続人を調べるためには,亡くなった方(被相続人)が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本を調べると分かります。
    戸籍謄本は相続人であれば取得できます。

     

  4. 亡くなった被相続人には借金がたくさんあり,相続したくありません。どうすればよいですか。

    亡くなった方の資産より,負債の方が多い場合,資産及び負債両方とも相続しないことができます。これを相続放棄といいます。相続放棄により,初めから相続人とならなかったものとみなされるため,被相続人の負債を支払う必要もありません。
    ただし,被相続人の死亡後3か月以内という期間制限があったり,少しでも遺産を使った場合には相続放棄をできなくなったりしますので,ご注意ください。

     

  5. 被相続人名義の預金があるのですが,それは私が万が一のためにためておいたお金で私のものです。どうすればよいですか。

    被相続人名義の財産は,原則として被相続人の所有のものだと推認されます。ただし,被相続人名義の財産であっても,実際は他人の財産だという可能性はあります。
    ただし,自らの財産であることを,他の相続人に対し(場合によっては裁判所に)証明しなければなりません。
    他の相続人の理解が得られれば相続財産から外すことができますし,他の相続人の理解が得られなければ,裁判手続(所有権確認訴訟又は遺産範囲確認訴訟など)で相続財産の範囲を決めることになります。

 

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